煮付け

2016年04月19日

山口県萩市 季節料理 いすず うに丼定食、クロダイの煮つけ

大神商店のベアーです。

日曜日も午前からお仕事。会議の司会進行をしつつ、つつがなく議事終了。
3時間の長丁場でしたが、大きな案件が数件ありましたのでやむなし。
お昼をすでに過ぎ、とりあえず雑務をこなして、どうしようかなぁと。
ランチを取るか、このまま家に帰るか、なにか別のことをするか。
新しい車が来たから慣らしを込めて遠出もしたいなぁとか考えつつ。
山陰巡ってみるか。

てなわけで、いざドライブを。

トンネルをくぐり、海岸線を走り、角島に渡って写真撮影。
ランチを近くで取ろうと思いつつ向かいましたが、16時過ぎでさすがにめぼしい店は無く。
このまま進んで萩で食べようと思い、ぐるぐると土地勘の無い道を進みます。
風車反対とかの文字を通りに見ましたけど、地元の方の主張はさておき、景観としてはあまり見栄えするものでもないなぁとか思いながら、萩へ到着です。
萩駅についてとりあえずコーヒーを飲みつつさて何食べようか。
少し決めてたんですけどね。

萩といえば、漁港も近いので日本海の海の幸もいいんですが、日本古来種の見島牛(天然記念物)とかがまた有名。
さすがに年間12頭ほどの出荷しかない肉は口に入れること能わずですが、掛け合わせた見蘭牛は名産というか、名物というか。少し調べて食べれたらいいなぁと思いつつ。

が、18時までだったりと今一歩及ばず。

今度時間を見計らって来よう。

魚介の店へ行ってみようと思い。萩駅付近の電柱に貼ってあったお店へ向かいます。

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季節料理 いすずさんです。
路地一本入ったあたりにありました。いい雰囲気。夕方の開店も確認。早速駐車場へ止めて中へ。
2階に上がる階段の先にはカウンター。背に座敷が2席。元気の良さそうなお母さんたち2人がカウンター内に。
1人である旨を伝えると。
「呑みですか?食事ですか?」との事でしたので、食事である旨を伝えると、熱いお茶を出しましょうねと準備いただけました。

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さて、カウンターに座って注文です。
もう見る限りうに丼定食といわんばかりのメニュー表。
ほかの定食や海鮮丼も気になりますが、うに丼名物の様子。
その他の一品料理もホワイトボードに書かれてます。

・・・値段書いてないですけどね。
まぁ予想は付きます。大丈夫。

うに丼定食をお願いし、ほかなにかおススメ料理とかありますか?と聞いたところ煮付けがいいよとの事でしたので、それも注文。
少しテレビの音に耳を傾けながら、お母さんの話し相手。どうも息子さんとお孫さんがスポーツのアスリートの様子。選抜の選考とかちらほら。
東京オリンピックの年に店をOPENされてるなどなど。歴史を感じます。
そうこうしてましたら配膳されました。

DSC_4119
食べ方わかります?との事でしたのでお願いしたら準備いただけました。
わさびをがっと箸にとり、魚に塗って醤油を全体にまぶします。
その上から板うに一枚をドバっと山掛け。

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で目の前に配膳がこちら。

DSC_4121
丼アップ。うに山盛り。
早速いただきます。
うにをそのままいただきます。
潮の香、磯の風味。甘味がしっかりなトロットロッなうに。
丁度黒うにの終わりシーズンだそうで、これから赤うにに変わるからまた来てねと。
赤うにの旬前だったのかーと思いつつ。
まぁこれでもおいしい具合。
夏場になるとバフンうにだからねぇとそれがいいなぁとか思いながらも丼のうにを口に含んでクリーミー加減を堪能。
下にはイカ、タコ、ヒラマサ、チヌにサザエの切り身がざっくりと。厚めの切り身がてんこ盛り。わさびのツンと鼻にくる刺激もさることながら、魚のプリッとした食感、サザエにタコなどのコリットした歯ごたえなかなかいい具合。
醤油も甘め。出汁醤油とかではないそうで。
聞けば、萩の醤油も甘い仕上がりで刺身にピッタリだそうな。確かに塩っぽさよりコクがしっかりした醤油。少しサラリとしてごはんに染みる具合が違和感なし。
ご飯もいい炊き加減。しっかりと立って艶もあり。
がつっりといただきました。ごはん大盛とかしとけばよかったと思いつつ。
小鉢の薇の煮物のほろ苦さ、かぶのなますの酸味も抑え気味でなかなか。

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味噌汁が途中で。
出汁を啜るとしっかりと魚のアラから出た出汁が。
味噌も濃くなくこれはいい。
中の具はアラ部分に豆腐も大き目。
これだけで十分ごはんが頂けそう。
骨を少し取りつつも身をしっかりといただき堪能です。

DSC_4124
食べ終わって少し待っての配膳。クロダイの煮付け。まさか丸々一尾出てくるとは。これは誤算な勢い。
まぁでもいい醤油の香り。トロッとした煮汁がまたいい感じ。
ご飯をお代わりいただきいただきます。
身がふっくら。味もしみてますが、濃い味ではなく上品に。
白身の味もしっかりと。醤油の煮汁も少しとろみがあるので身を浸すと絡む感じ。
皮のコラーゲンもしっかりと。
頬肉、脳天もしっかりほじりつついただきました。
堪能です。
いやー。なかなかいい食事。
ごちそうさまでした。
お会計をお願いしたところ、5,675円だそうで。思いより少し安めと安心。
この値段が無いでおススメなんてメニューを頼むのは暴挙に打って出る感じだなぁと。過去のメニューの無い寿司屋の経験が生きてないと思いながら。
まぁ板うにが唐戸市場で2,500円ほどだった記憶がありましたからその金額だろうなぁと試算は踏んでたんですけどね。うに堪能です。
ちなみにうに丼定食が3,750円。煮物にご飯で2,000円でした。結構リーズナブル。
山口県萩市大字今古萩町8

TEL:0838-22-5196
営業時間 11:00~14:00  17:00~22:00(無休だそうで)
季節料理 いすず

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2015年08月23日

下関市 おかもと鮮魚店 刺し盛り、天ぷら盛り合わせ、海鮮茶碗蒸し、白子豆腐の揚げだし、アワビのグラタン、イカキムチ、真子の煮物、ムツの煮付け、うな丼、おかもと丼

大神商店のベアーです。

茨城からの友人が仕事の関係で北九州に1ヶ月程度滞在です。
彼と知り合ったのは6年くらいまえに飲み屋で意気投合してそれ以来。
年に2回程北九州に来るかも知れない様子なので、着いたら連絡を貰って飲んだりです。
この地域の良さを堪能してもらうために、さっそく連れ回して接待です。

以前、海鮮丼を食べに来たおかもとさんですが、夜も来てみたいと思っていましたので誘って訪問です。

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8時過ぎです。もう暗い通りに煌々と照る照明等。さっそく引き戸を開けて中に。

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鮮魚店ならでわの冷蔵庫。多種多様な魚が中にたっぷり。貝から海老類からカニ。魚もたんまりです。
一応8時に予約をしての入店でしたので、少し片付けていただいて、広めのテーブルに着座です。
こんな時間なのに、満席満員。入れ替わってまだまだ席が埋まっていく状態。

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まずはビールです。冷えた一杯に周囲のお客さんの熱気で少しテンションが上がります。

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お通しのニナ貝(ニーナ)に甘海老のから揚げ。ひさしぶりにニーナを食べました。クルクルとほじって日本酒と食べたい気分。

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刺し盛り3人前です。メニュー内で見つけきらなかったので、時価?です。でも高くなさそう。
ハマチにたこにサーモン。さばも〆と生にカツオ、イカ、鯛に貝柱と鯨肉にアジ。全体的に鮮度も良くて油がのってて醤油をはじく感じ。素材の味を堪能です。

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天ぷら盛り合わせ1人前です。かぼちゃに茄子にピーマン。しいたけにイカと白身を2切れづつに海老3尾と豪勢な1人前。
さっくりした衣に火の通りも良くアツアツ。ビールもついつい進んでいきます。

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白子豆腐の揚げだし。白子を裏ごししてクリーム状にしたものを葛粉で固めて揚げたものだと。
豆腐をいただくと白子の香り味が漂い、モチモチとした葛豆腐の食感が楽しめる感じ。出汁も薄味で味濃くなく損なわない程度の出汁。おいしくないわけないですよね。

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少し橋休め程度にイカキムチをいただきました。イメージは塩辛の塩を唐辛子に変えたような。
ヌルっとした食感に唐辛子の辛味とイカ本来がもつ旨みが付け込まれてる様子。
お茶漬けでもおいしいのがイメージできました。

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海鮮茶碗蒸しです。
アラとかから取った海鮮だしで作られた茶碗蒸しです。中にはしいたけ、海老に白身魚などなど。濃厚な茶碗蒸しで火の通りもいい具合。プリンみたいにプルプルです。出汁の旨みとかすかに感じる塩っ気でビールが進みます。

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気になる一品ということで、アワビグラタンをいただきます。少し固めのベシャメルソースにアワビの切り身がぎっしり。アツアツの内部をチーズでコーティング。少しづつ食べながらビールを飲み進みます。
久しぶりに海鮮グラタンをいただきました。

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メニューになかった真子で煮物をいただきました。ぷつぷつとした食感で火の通りもよく。よく出汁がしみてます。
豆腐も出汁がよく染みてて味がいい。

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ついつい焼酎ロックに変更です。とろっとした強めのアルコールと煮魚の相性が抜群でした。

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うな丼です。うなぎの身も厚く脂が乗ってます。皮目まで柔らかく、また青海苔のかかったご飯とに染みる甘辛なタレもいい具合。
これだけで1品で記事書けそうです。

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アンコウのから揚げ。パリッとした骨もいただけるから揚げでした。コラーゲンをたくさん含んだ身がやわらかく溶ける感じ。身の旨みを十二分に堪能です。

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ムツの煮物。これも時価。冷蔵庫に並んであった魚を注文してそのまま煮魚にしていただきました。
丸々1匹でかしら付。身もやわらかくしっかりと出汁が染みこんでます。ハラミの部分をいただきますと脂が乗ってて皮もトロトロ。胸鰭部分に孕んでた真子もいい具合の煮加減。内臓の苦味も焼酎を進めるアクセント。脳天の肉も締まってますが、箸でつまんで口に含むとほろほろと。
骨を残すのみまで食べつくしました。
あーこの煮汁をご飯にかけていただきたかった。残念。はしたないですがw

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名物おかもと丼です。3人前はありそうな大きな器にあふれんばかりの海鮮。カニだの海老だの魚貝の山です。
器について丼用のタレをかけていただきます。プリプリな仕上がり。刺し盛りと重複する魚郡ですが、ご飯と醤油ベースのゴマダレで食べるとまた格別。堪能です。

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味噌汁もアラで煮出した出汁の白味噌仕立て。中には切り身が絶妙な火加減で。
おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

ついつい食べ過ぎてしまいました。
下関の市場の味を十分に堪能です。
ついつい、品目と写真が多かったので、紹介程度に。
料理は旨みコクですが、記事はあっさりと。
10:30くらいからぼちぼちとテーブルが空き始めた感じでした。さすがは有名店。
全部の料理にお酒でを含めて25,000円程度。3人で飲み食いして8,500円くらいですか。十分堪能です。
ショーケースで注文は接待として楽しく満足いただけたと思います。
山口県下関市竹崎町2丁目7-4
TEL:083-232-8551
おかもと鮮魚店

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プロフィール

おおかみ